大磯へ行った帰りに、二宮の落花生販売店に寄りました。二宮は明治時代から落花生の本場です。最近は落花生畑を殆んど見ませんが、加工・販売店は5軒残っています。
聞くところによりますと「明治4年、大磯の渡辺慶次郎が異人豆として持ち帰り栽培したのが始まり」とか「明治初年、相模国山西村釜野の二見庄兵衛という人が横浜の南京街でいわゆる南京豆を食べたところ、非常に美味しいので少しわけてもらい、自分の畑に蒔いた。ところが、なかなか実がならないので、諦めて掘り返したら土の中にたくさんの実がついていた」などの話が当地に伝えられています。先般は「豆友」で買いましたが、今日は「野原」にしました。
株式会社田中屋、野原落花生商店、豆友、渡辺落花生店、高橋助次郎商店