2009年3月9日月曜日

須藤家門扉

 里山に囲まれた静かさ場所にたたずむ須藤家(中井町鴨沢)です。この家の門には小田原城二の丸の幸田門がそのまま使用されています。明治4年の廃藩置県によって旧小田原城は廃城となり、その後、城は解体され民間に払い下げられました。その時に当時この地方の豪農であった須藤米三郎さんがこの門を購入したとのことです。この門は小田原城から海上を押切までイカダを組んで運び、押切からは村人総出で、ここ鴨沢にある須道家まで運ばれたようです。

この写真は平成21年3月1日に撮影しました。